追悼釣行

更新日:6月14日


3月7日


西伊豆は曇天、そして雨。

時折吹き付ける強い風もあり体感温度は5℃に満たない。


相棒がいなくなってから一年、今日まで彼を忘れた日は一日もない。

毎日ふわりと頭の中に浮かんでは消え...

どんだけ寂しがりやなんだ!と呟けば、それは自分自身の寂しさなんだと気づかされる。


あれからずっと行く気になれなかった釣りだけど、この日は命日。

あいつの大好きだった釣り場へと車を走らせた。


久し振りの西伊豆ドライブ。

道路が狭くアップダウンとカーブの連続。

小高い山から望む絶景は、どの目薬よりも効き目がある。


僕らの聖地は、とても小さな、本当に小さな漁港にある。

その入り口に立て看板が置いてあった。


”漁業関係者以外立ち入り禁止”


コロナの影響だった。

高齢の漁師が港内で作業していたので声をかけた。


「親友が大好きだったこの港で供養さ